藤原公任(ふじわらのきんとう)が娘の結婚相手藤原教通(ふじわらののりみち)への引出物に用意したという『和漢朗詠集』の巻上の秋に、大中臣能宣(おおなかとみのよしのぶ)の、もみぢせぬときはの山にすん(む)鹿はおのれなきてや秋をしるらん、の歌が…
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