「天地と ともにもがもと 思ひつつ ありけむものを はしけやし 家を離れて 波の上ゆ なづさひ来にて あら玉の 月日も来経ぬ 雁がねも つぎて来鳴けば 垂乳根の 母も妻らも 朝露に 裳の裾濡(ひづ)ち 夕霧を 衣手濡れて さきくしも あるらむ如く 出で見つつ …
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