十月の大廃屋に雲離離と 下村槐太。「離離(りり)」を辞書で引くと、このような白居易の詩の例が出て来る。「離離原上草 一歳一枯栄 野火焼不尽 春風吹又生(きれぎれに生い茂る野の草は年に一度枯れては生える。野火に焼け尽くされることなく、春風の吹く…
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